ブログ

BMW・MINIの情報

caution「注意」Stories 冠水時の運転、どうすれば、、、?

この度は台風19号上陸に伴い各地で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
また多方面沢山のお客様よりご心配のご連絡をいただき大変ありがとうございました。

台風当日はお店を臨時休業に致しましたので自宅でニュースやネットなど情報には敏感に待機しておりましたが放送される映像の中には冠水した道路を一般車が勢い良く水しぶきを上げながら走る姿を見てとても心配になりました…

もちろん冠水した道路に遭遇したら私は入らないが鉄則ですが、どうしても突入しなきゃならない場合はエンストだけは起こさないようにしなければなりません、エンストしたら立ち往生ですからね…

ではなぜエンストするのか?

 

一般的にガソリン車でいうと

  • エンジンに取り込む空気の水詰まり。
  • 排気ガスがマフラーで水詰まり。
  • エンジン回りの電気ショート、もしくはショートを感知しエンジン停止。

 

1、エンジンに取り込む空気の水詰まり

エンジンは空気を取り入れて、ガソリンと混ぜ合わせてガソリン味の空気をつくり、点火・爆発して動きます。

ガソリンだけではエンジンの中で点火・爆発してくれません。冠水道路を走ると、ガソリンと一緒に爆発させるための空気の取り入れ口(吸気口)が、水でふさがってしまいます。

本来、空気の取り入れ口は、ボンネット近くの一番上のほうに位置していますからちょっとやそっとの豪雨&横風や大きな水たまりの水はねで水が侵入しても吸気不全にならないように上手に設計してあります。

ですが、冠水道路では、吸気口自体が水につからなくても滝のような押し上げられた水で「どぼどぼ」と水が吸気口に侵入してきます。しかもそれなりのスピードで豪快に水しぶきを上げながら走行すれば吸気口は一発で水浸しです。冠水道路での走行では水しぶきは車の外側に豪快にざざーっと跳ね上がっていますが、実はタイヤの内側からエンジンルームの間でも発生しています。

空気の吸い込みと同時に多量の水が流れ込み、エンジンは空気不足の窒息状態でエンストします。

 

2、排気ガスがマフラーで水詰まり

更にエンジンで燃えた後は排ガスとなりマフラーから排出されます。

冠水道路でマフラーが水でいっぱいになってしまって排気できなくなれば、あっという間に排気ガスが過度な圧力でたまってしまい、エンジンが吸気&爆発できなくなります。あっという間にエンストです。

マフラーの排気口以上の水位/深さのある所を走行しないことが大切ですが、万が一、冠水道路に進入してしまったら、排気口から水が入らないようにすることが必要です。エンジンの回転数を上げてたくさんの排気ガスを間断なく出し続けることです。

 

3、エンジン回りの電気ショート、もしくはショートを感知しエンジン停止

エンジンの電気廻りのショート(バチバチッ)もしくは、それを感知したエンジン制御システムの緊急停止回路作動ですが、危険だからと車が感電事故を防ごうとしてキーを回しても(ボタンを押しても)エンジンが始動しなくなるわけですね。この時点でエンスト再始動不能に陥ります。

相当高い水位で冠水した道路で起こることじゃないかなと思いますがこのような状況になる前に普通は吸気口や排気口の水詰まりが起こってエンストしていると思います。

では冠水した道路に侵入してしまったらどうするか?

 

吸気口への水の侵入を防止するため、滝のような水はねや波立ちを起こさないことが必要になりますからゆっくり運転をすることが大事です。

エンジンの回転数をあげて尚且つゆっくり運転をするために、オートマやCVTのシフトを低速「 2ND 」とか、「 L 」で走ります。

さらに間断なく排気ガスを出すためには車を停止させないことです。スピードゼロで停止したらアイドリング状態で排気ガス圧が弱くなってマフラーに水侵入です。

また、冠水道路走行ではNoブレーキです。

通常アクセルペダルとブレーキペダルは右足一本で操作しますよね。ブレーキ踏むと必然的にアクセルがOFFになります。そのとたんにマフラーから水浸入です。

どうしてもエンジン回転数を落とさずに減速したいのならシフトをN(ニュートラル)にしてアクセルを踏み続けるか、左足でブレーキペダル&右足でアクセル同時に踏んで調整しますが日頃やらない慣れない操作に緊急時にはじめてトライするのは危険すぎます。しかも冠水道路ではブレーキが効く保証はありません。

そのためにも低速シフトで回転数高め維持してゆっくり運転です。

前方の車のせいで停止状態に陥らないように車間距離をいつもの数倍以上キープすることも必要です。

 

一番大切なことは大雨の場合は一抹の不安を感じたらその時点で冠水してそうなルートを避けて目的地に向かうことです。大丈夫かな?現場を見てから判断しようっと思った時点でだいたいアウト! 

遠回りでも安全第一で迂回しましょう。

 

冠水事故は時々命にかかわります。30分、1時間、あるいはそれ以上の時間が余計にかかったにしても冠水事故の結果、お客様の人生自体が停滞してしまう方が何十倍もロスなはずです。

そんな僕は数十年前に台風で冠水した道路に前の車に続き勢いよく飛び込み大きな水しぶきをあげヘッドライトもバチバチショートさせながらグイグイ走行! 前の車が停止したのと同時に自車も停止しエンスト… 水に浸かったままの状態でエンジン再始動で電気関係ショートで沈黙、あえなく愛車を廃車にした経験を持ちます!笑

 

今回のブログは「こうすれば冠水道路をエンストせずに走れる!」ではなくとっさにそんなの無理!!と感じて冠水した道路には侵入しないと思っていただければ幸いです。

JFOLKSへのお問い合わせ

JFOLKSでは、お客様の立場になったサービスや情報提供を心がけております。できるだけ早く回答させていただきますので、お車の件で知りたいことや問題があれば、お気軽にご相談ください。

LINE@での問い合わせ お電話での問い合わせ(フリーダイヤル:0120−559−095) メールでの問い合わせ