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Painful「 切ない 」Story ~いとしさと、切なさと心強さと編~

本日の車物語は「 縦長ending roll 」

 

Here we go!

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ここのところコロナの話が深刻で不安が日々強くなる

クーパーの静かな車内は今完全に外の音をシャットダウンしFMの音に耳を傾ける

 

報道で飲食店の只ならぬ状況を伝えていた

僕はふと一軒の店を思い出した

駅からは随分離れた郊外の「富士見軒」は洋食屋と云った方がふさわしい店で真冬になると石油ストーブが赤々と燃えていた。

そして別れた彼女の事も思い出していた

 

店のおすすめは「ビーフシチュー」

シェフは80才のおばぁさん。

あっさりしていて濃厚なシチューは半月かけてルーを作っている

 

僕はランチ時を見計らって富士見軒を訪れた

店内は誰もおらず更にコロナの深刻さが身に染みた

 

年老いたシェフから月内でお店を閉めることを聞かされた

しかしコロナのせいではなくお店の後継者もなく今更他人に味を継承する気もないらしい

 

10分遅れの柱時計よ

古びたシルバー製のスプーンやフォークにナイフよ

ガタゴトとテーブルや椅子たちよ

墨で書いたメニューよ

その中の料理たちよ

 

ビーフシチューよ

 

あの時の僕らと同じように全てが終わろうとしていた

 

あの日最後の晩餐を終え外に出ると終焉を告げる冷たい雨が降っていた。

 

「おじょうさん、おじょうさん」

背を向けたお店の扉からおばぁさんシェフが声をかけた

「ワインが半分残ってますよ。栓をしておきましたからお持ち帰り下さい」

「ありがとうございます」

彼女はワインボトルを両手でうけとり、しっかりと胸に抱きしめた

 

これから10年、いや20年後もこのシーンは僕の心にやきついているだろう

古い深夜映画の縦長のエンディングのように…

 

Escape and become free.

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