こんにちは！J FOLKSの阿部です🎶
今回は、MINI第3世代F56のエンジンマウント交換について詳しくご紹介します。
エンジンマウントは車両の性能と快適性に大きな影響を与える重要な部品です。
このブログでは、エンジンマウントの役割、劣化の兆候、交換の重要性、そして修理費用について詳しく解説していきます。
MINIオーナーの皆さん、ぜひご一読ください！

エンジンマウントってなに？

エンジンマウントはエンジンを車体に固定し、振動を抑えるための重要な部品です。MINI F56の場合、エンジンマウントは以下の3か所でエンジンを支えています。

1.エンジンマウント（エンジン右側）
2.ペンドラムサポート（エンジン下側）
3.ミッションマウント（エンジン左側）

エンジンマウントは、エンジンの動きや振動を吸収し、車内の快適性を維持する役割を果たします。
これにより、快適な乗り心地を提供します。

エンジンマウントが劣化するとどうなるの？

1.エンジン振動の増加
劣化したエンジンマウントはエンジンの振動を効果的に吸収できなくなり、その結果、アイドリング時や走行中に車内に伝わる振動が増加します。
特に信号待ちや停車時に「ガタガタ」と振動が感じられた場合、交換が必要なサインかもしれません。

2. 異音の発生
エンジンマウントが劣化すると、エンジンが車体に直接接触し、異音が発生することがあります。
異音はエンジンの動きが制御されていない証拠です。

3.エンジンの動きが不安定
エンジンマウントが劣化すると、エンジンの動きが不安定になり、エンジンの回転数が不規則になることがあります。
これにより、燃費の悪化やエンジンのパフォーマンス低下が生じることもあります。

どれくらいで壊れるの？

1.エンジンマウント（エンジン右側）
MINIのエンジン右側に位置するエンジンマウントは、エンジンの大部分の重量を支えるため、特に負荷がかかりやすく、劣化が早い部品です。
6〜7年、走行距離50,000kmほどで壊れる車両も多いです。この部品は定期的な点検と必要に応じた交換が推奨されています。

2.ペンドラムサポート（エンジン下側）
ペンドラムサポートは、エンジンの振動を抑える役割を果たしますが、エンジンからの熱や振動によってゴム部分が劣化しやすいです。
この部品も定期的にチェックし、劣化が見られる場合は交換が必要です。

3.ミッションマウント（エンジン左側
エンジン左側に位置するミッションマウントも、エンジンとトランスミッションの接続部分を支え、振動を抑えます。
この部品は、上の2つに比べて負担がかかりにくい場所なので、交換の事例はかなり少ないです。

交換しないで乗っていて大丈夫？

エンジンマウントが劣化した状態で放置すると、エンジンや他のコンポーネントにも悪影響を及ぼす可能性があります。

1.アイドリング不調
エンジンのアイドリングが不安定になり、エンストのリスクが高まります。

2.燃費の悪化
エンジンの燃焼効率が低下し、燃費が悪化します。

3.エンジンの回転数の変化
高い回転数で動作したり、急激に回転数が落ち込むことがあります。これは走行中の安全性にも影響を与えます。

修理費用はどのくらいかかるの？

1.エンジンマウント（エンジン右側）
¥50,000程度

2.ペンドラムサポート（エンジン下側）
¥15,000程度

※実際の修理金額はお車の年式やグレード、お預かり時点の部品価格によって変動します。

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